当院の施術について | 北九州の鍼灸院

当院の鍼灸施術は、東洋医学および日本伝統鍼灸に基づいた「経絡治療」を中心に行っており、体にやさしい施術で症状の根本からの改善を目指します。
使用するのは、純金製の「刺さないはり」。
これは皮ふに直接刺すことなく、手足やおなかの経絡上のツボにやさしく接触させることで、体に無理なく気（エネルギー）の流れを整えていく施術「本治法」です。

症状に応じた施術「標治法」として、細く短いはりを浅く刺す手技、じんわりあたたかいお灸などの手法で、症状の早期改善と施術効果の持続を図ります。
「痛くないはり」「熱くないお灸」を基本としていますので、はりが苦手な方や、初めて鍼灸を受ける方でも安心して受けていただけます。

施術は「本治法」と「標治法」を組み合わせて行います。
「本治法」では、五臓（肝・心・脾・肺・腎）の働きを補いながら、体の根本的な気（エネルギー）のバランスを整え、自然治癒力・抵抗力・再生力を高めます。
「標治法」では、現在現れている具体的な症状に対して、的確なツボと手法を見極めて施術をします。

私たちの体には本来、病気を治す力、回復する力が備わっています。
しかし、気象の変化、ストレスや過労、かたよった食生活、年齢によってその力が弱まり、不調や症状が現れるようになります。
ですのでそういった日常生活にも着目します。
当院では、そうした“症状の出やすい体質”そのものを見直し、“症状の出にくい体質”へと導いていくことを大切にしています。